ミツバチは、はちみつ採取のほか、花粉媒介者としての役割もあるので、人間にとって非常に重要な生物です。
しかし、2006年にアメリカで始まり、2022年には韓国でも報告されているミツバチ「群集崩壊現象」の真の原因はいまだに分かっていない部分も多く、特に養蜂家と果樹・イチゴなどを中心とするミツバチ巣箱利用者との間で摩擦を生む例が多いようです。
最近しばしば起こる「ミツバチ集団失踪事件」の真実を探ることで、我々が守らねばならない自然とは何かを明らかにしたいという目的で、韓国のリベラル紙「ハンギョレ」記者が特集記事(全3回)を出しています(下リンク参照)。
ここでは、3回特集の最終回を全訳するとともに、管理人なりに補足していきます。
今回は、特にミツバチ「群集崩壊現象」の経緯が詳しく書かれています。また、「群集崩壊現象」について欧米と韓国では全く様相が異なることも説明されています。
ハチの集団斃死の原因を考えたり、ミツバチと自然をどう守るべきかを考えたい人は必読です。
記事「ミツバチ集団失踪事件の犯人をお教えいたします(꿀벌 집단실종사건의 범인을 알려드립니다)」全訳
執筆:ハンギョレ(23.06.20)南ジョンヨン記者
副題:[気候変化特別企画]ミツバチ失踪事件の真実③
- ミツバチは消えたのか、そのままなのか
- アインシュタインの嘘? ミツバチに対するいくつかの誤解
- 気候変化がもたらす虚弱なミツバチ
記事全文翻訳(小見出しは訳者で付加した部分もある)
事件の発端
すべての始まりは、米国・フロリダ州を照りつける暑い日差しのもと、ミツバチが消える事件でした。
「いなくなった。いなくなったんだよ」
「何がいなくなったのか?」
「俺のミツバチがだよ。ハチが死んでいっている」
このように言う養蜂家たちが多くなりはじめました。ベテランの養蜂家たちは、ミツバチヘギイタダニのせいだと安心させようとしました。全ての養蜂家の悩みのタネ。風邪も引き起こし、肺炎も引き起こすミツバチの寄生虫ミツバチヘギイタダニ・・・
ところが、通常のミツバチ斃死とは異なる点がありました。朝は明らかに健康そうな様子で蜜取りに出かけた働きバチが戻ってこなかったのです。ミツバチヘギイタダニのせいであれば、普通は巣箱内外に死んだミツバチが見つかります。
ところが、巣箱には方向感覚を失ったいくらかの働きバチと、世話を受けれないまま死んでいく女王バチだけしか残っていないではありませんか。
欧米で広がるミツバチ「群集崩壊現象」
2006年冬、米国は、「ミツバチが消えたと」大騒ぎでした。
誰かが、この謎に包まれた現象に「減少」よりは「崩壊」という単語がより適当なようだと言いました。結局、この現象は、ミツバチ「群集崩壊現象(CCD∙Colony Collapse Disorder)」という名が付けられました。そして、ほどなくして欧州に上陸してミツバチを焦土化しました。
われわれは、今さらながら、ミツバチと野生ハチそして花粉媒介者の重要性を悟りはじめました。花の受精を助けるこれらの昆虫がいなければ、秋の収穫が消え、動物と人間が困窮してしまうからです。
韓国では2021年に初めて確認されたが、欧米とは様子が異なる
昨年、全羅南道・海南郡で、国内で最初の群集崩壊現象が報告されました。
2021~2022年の冬場に全体の14.9%である40万個の巣群が被害を受け(農村振興庁統計)、2022~2023年には農家8千か所の農家のうち、60.9%で斃死が現れました(韓国養蜂協会統計)。
多くのマスコミがミツバチ減少と斃死を見て、興奮しながら「群集崩壊現象」だと呼びました。でも、厳密には、ミツバチの減少と斃死をすべて群集崩壊現象とは呼びません。
鄭チョリ・安東大学植物医学科教授「これまで米国や欧州で定義してきたものは、夏期の巣群で働きバチたちが出て行っていなくなる現象です。半面、わが国では、主に冬場の集団斃死ですので、同じ様相だとは言い難いです」
今回の最終話では、「ミツバチ失踪事件の真実」をお知らせしようと思います。最初に結論を申し上げるとすれば、(少しむなしいかもしれませんが)以下のようになります。
「ミツバチは、ただ一つの理由で消えはしない」
アジアでミツバチ巣群の集団崩壊がまれな理由(아시아에서 꿀벌 집단붕괴가 드문 이유)
群集崩壊現象の究明と原因として推定されたネオニコチノイド
ミツバチ集団崩壊現象の原因でもっとも有力とみられているのは、殺虫剤「ネオニコチノイド」です。発音しにくいこの単語を、科学者たちは「ネオニコ」と呼んでいるのです。タバコの成分である「ニコチン」と類似した「新しい(neo)」神経活性殺虫剤という意味です(このようにタバコは有害なのです。皆さん、禁煙!)。
先に書いたとおり、米国と欧州では、ミツバチが消えると大騒ぎになりました。ミツバチは環境保護の象徴になり、アインシュタインはついでに有名になり(理由は本連載2回目に出しました)、科学者たちは大挙して研究に飛びつきました。
様々な話が出回りました。
「携帯電話の電磁波がミツバチに影響を及ぼしているのだ」
「人間より頭の良いミツバチが集団ストライキをしているのだ」などなど。
もちろん、説得力に欠けているので、すぐに棄却されるだけでしたが。
でも、重要な発見もありました。世界的に使われるネオニコ系統の殺虫剤がミツバチの神経毒性を引き起こすという事実が明らかになったのです。家に戻る道が分からないミツバチ・・・急性の影響を及ぼし、慢性的にも問題になります。
欧州連合は、いち早く処置しました。2018年にネオニコ系統殺虫剤の一部が市場から追い出されたのです。米国カリフォルニア州も規制に乗り出しました。米国や欧州と異なり、韓国や中国など東アジアではネオニコ系殺虫剤の危険性が表面に出なかった方なのです。
アジアでミツバチ集団斃死が少ないのは、ネオニコチノイド系農薬の利用法が原因?
2023年3月に出た『アジア-太平洋ネオニコチノイドの危険性評価』という国際報告書を見ましょうか? この報告書は、既存の文献分析を通じ、ミツバチや昆虫のような花粉媒介者への危険性を評価していますが「アジアではネオニコによる危険性は欧州や米国より相対的に少ない」と記述されています。
どういうことでしょう?
農村振興庁関係者の説明です。
「外国では、種子にネオニコ系農薬をコーティングして播種するんですよ。このとき、後方で粉塵が散りながらネオニコが大気に飛散すると考えられます。だからミツバチに影響が及んだと思うんですよ」
「韓国はどうなんです?」
「わが国のようなアジア諸国は、農法が異なります。まず、大規模に農業をするケースがあまりなく、水に溶いて葉上に(噴霧状態で)散布する方式です」
この報告書は、東アジア農業の状況に合わせてネオニコの危険性を評価する必要があると言っています。ただ、ネオニコが生態系に影響を及ぼすのは明らかであるため、多様なシナリオを準備しておかねばならないという助言なのです。
ネオニコチノイド系農薬は生物にとって本当に安全なのか?
だからといって、わが国のミツバチと生態系は安全なのでしょうか? 釜山大学・洪ソクファン教授(造景学)は、航空防除など増えていく農薬散布を疑っています。
「過去には、耕作地だけに農薬を振っていました。だから農薬を振っている短い期間の間、ミツバチは山林や野原などに出かけてエサ取り活動ができたのです。でも、最近になって山林地域、特に養蜂が盛んな外郭山林にも農薬散布が大規模に行われています。あらゆる場所に農薬がかかっているのですよ」
ネオニコを甘く見てはいけません。ミツバチだけの問題ではないのです。
ネオニコ系統の農薬で、日本・島根県の湖がまるごと荒廃してしまったのです。ネオニコ系農薬が散布され、それが「宍道湖」に流入することにより、動物性プランクトンと昆虫の個体数が急減しました。それらを食べるワカサギやウナギの個体群が崩壊してしまったのです。この事件は、2019年の『サイエンス』の論文として掲載されることで世界に衝撃を与えました。
ネオニコ系統の農薬は、国内農薬販売額の20%程度を占めていることが知られています。稲作には使いませんが、果樹や野菜類にはかなり使っているのです。
農畜産食品部の立場は、「国内では、ネオニコとミツバチ斃死とは相関関係がないことが示された。しかし、欧州連合が規制しているので、われわれもこの趨勢に従おう」という程度に要約できます。だから、花が咲く時期の使用を制限するなどの勧告をしています。
農畜産食品部は、「ミツバチの斃死とネオニコチノイドの関連はない」との根拠として、韓国作物保護協会が2014年に出した研究結果をもとにしています。
これに関する要約文を苦労して手に入れ、読んでみました。2014年4月から11月まで慶尚北道・安東市のリンゴ園と英陽郡のトウガラシ畑を観察したところ、
「ミツバチの死亡成虫からネオニコ3種殺虫剤など42成分の農薬が検出されたものの、ミツバチの半数致死濃度(LD50)と比較するとはるかに低い濃度であった」というのです。
対照群である他の巣箱と比較した場合にも、ミツバチの斃死が特別に多かったり、問題になったことはないとのことです。
しかしながら、この結果は、関連業界の毒性評価研究という点で限界があります。ミツバチ群集崩壊現象が発生して16年が経ちましたが、欧州連合とは異なりわが国は政府次元での総合的で本格的な調査がなされたことがないというのですから。
ネオニコ系農薬を航空防除薬剤として使うことに関して、山林庁に尋ねてみました。
担当者は、「23年2月、広い地域での航空防除を中断し、マツ材線虫の発生地域を中心にしたドローン防除に転換することにした。また、ネオニコ系統の殺虫剤も使わないことにした」と明かしました。
このような山林庁の勧告が実際の防除現場に適用されるか、見守らねばなりません。
ミツバチヘギイタダニと戦争を繰り広げる養蜂家たち(응애와 전쟁을 치르는 양봉가들)
ミツバチや養蜂家をもっとも苦しめているのはミツバチヘギイタダニ
ネオニコの話が長くなりすぎましたか?
事実、以前には、ミツバチの集団斃死の原因がひとつだと考える事例が多かったのです。しかし、最近は、広範囲の環境変化、寄生虫、ウィルスなどをいっしょに見ています。典型的なミツバチ集団崩壊現象だけではなく、全般的なミツバチの減少や健康の悪化をともに見ていかねばならないということです。
ミツバチをもっとも苦しめるのは、「バロアダニ」と呼ばれる「ミツバチヘギイタダニ」です。むかしは、アジアのハチに住んでいた寄生虫です。
ところが、「西洋ミツバチ(われわれが考えるミツバチのこと)」という家畜化された外来種がアジアに導入されるにつれて、ダニは宿主をミツバチに乗り換え、その結果として全世界に広がりました。アジアではまったく問題にならなかったダニは、西洋ミツバチにはものすごい悩みのタネになったのです。ミツバチヘギイタダニが発生した地域では、随所で蜂群(巣箱)消失が発生しています。
養蜂家は、ミツバチヘギイタダニと戦争を繰り広げています。韓国のミツバチ集団斃死もミツバチダニが主要な原因です。2021~2022年の冬季集団斃死に対しても、農畜産食品部はミツバチヘギイタダニを原因としました。ダニが既存の農薬への抵抗性が生じて、薬がよく効かなくなったとのことです。
気候変化や都市化もミツバチの生存に大きな影響を及ぼしている
もう一つ注目すべきは、気候変化がもたらす異常気象です。ミツバチは、花が咲く季節に巣箱を出て蜜を収穫し、冬場には巣箱内で休息しています。
ところが、冬場に急に天気が暖かくなればどうなるでしょう? わけも分からずに外に出て、また寒くなると大きなストレスを受けるのです。こういう風に、気候変化は、ミツバチの生活に混乱をもたらします。健康を悪化させる主犯なのです。ウィルスと寄生虫がまん延する環境も作り出すのです。
韓国の場合、構造的な原因もあります。急速な都市化と山林開発により、ミツバチの働き場所である森と花が消えつつあります。反面、養蜂産業は膨張しているのです。韓国のミツバチ飼育密度は、1平方キロ当たり21.7巣箱と世界最高です。ミツバチは外に出て、他のミツバチや昆虫と競争することになり、大変しんどくなるのです。
巣箱ではミツバチヘギイタダニがうじゃうじゃいて、外に出ても競争者が多く、食べ物もそんなにないのに農薬だけはたっぷり付いていて、ある日は予想できなかった寒さにぶるぶる震え・・・ミツバチはどうなるかですって? そうです。虚弱体質になるのです。
ミツバチ集団失踪は単一の原因では説明できない
統計学者のハンス・ロスリングは、『ファクトフルネス』(下リンク)という著書で、ある問題で単一の原因だけを見て、単一の解決策を選好する傾向を「単純化本能」と呼びました。人間は、本能的に単純な視角に引っ張られる傾向がありますが、実際はそれこそが世界を完全に誤解しうる近道だと警告しました。
ミツバチ集団失踪事態もまったく同様です。われわれは、科学がひとつの答えを教えてくれると考える傾向があります。しかし、むしろグレーゾーンをとぼとぼと探していくのが科学なのです。問題の原因は、たったひとつに収斂されないのです。
ミツバチは人が作った試験管の中には入らないのです。ミツバチを育てる養蜂家、そして野生のハチと昆虫などの競争者、ミツバチダニやウィルスなどの微生物、各種殺虫剤と複雑な相互作用で成り立っているのです。人間-非人間の生態系の中で、この事件を眺めてこそ、最初の一歩を踏み出すことができるでしょう。
解説と補足
下に示したミツバチの農薬への影響やミツバチヘギイタダニ対策は、記事作成時点で最新の知見を示しています。
しかし、研究の進展により、知見やデータが変わることがあります。
以上に留意して以下部分をお読みいただければ幸いです。
農薬がミツバチに及ぼす影響日数
各県では、メーカーの知見をもとに、農薬のミツバチへの影響日数を以下のように整理しています。
ただし、これらのデータは、ハンギョレ記事が主張する「ストレス」や「虚弱化」の影響を十分に評価できていない可能性があるので、データ解釈に注意が必要です。
静岡県「ミツバチに対する影響日数 防除基準掲載農薬 (イチゴ)」
広島県「いちごにおけるミツバチに対する農薬の影響」
ミツバチヘギイタダニ対策の概要
ハンギョレ記事にもあるように、養蜂家たちはミツバチに寄生するダニ類に対して、様々な対策を立てながらミツバチを育てています。
ミツバチヘギイタダニなどのダニ類がミツバチに及ぼす影響の重大さは、以下のような書物が市販されていることからもお分かりかと思います。
よって、この部分は、ミツバチヘギイタダニについてまったく知識がない方が、イメージを大まかにつかむためのものです。本記述の大部分の知見は下リンクに依存しています。
日本養蜂協会(2018)「養蜂における衛生管理 ダニ防除技術」
俵養蜂場(2018)「ミツバチヘギイタダニ(Varroa)について」
坂本佳子(2021)「ミツバチヘギイタダニ(トゲダニ目:ヘギイタダニ科)の生態およびミツバチ(ハチ目:ミツバチ科)のダニ抵抗性に関する最新の知見」:応動昆65(2)71-85
ミツバチの観察により症状を特定
ミツバチヘギイタダニがどのように寄生しているかを細密な静止画像で示している動画は以下がおすすめです。
また、ミツバチヘギイタダニに寄生された成虫がどのような行動を起こすのかは、下の動画がおすすめです。
以上から、ミツバチヘギイタダニの観察時には、以下に注目すればよいです。
- ミツバチヘギイタダニは、体長1~2ミリなので、ミツバチの成虫・幼虫に肉眼で判別可能な大きさで寄生している
- 幼虫やさなぎの時に寄生されると、羽が縮れるなどの形態異常を伴う
- ミツバチヘギイタダニに寄生されたミツバチ成虫は、「痒がる」ような独特の払落し行動をする
主な駆除法
以下に記述している知見は、ある程度オーソライズされている駆除法を示しています。個別の事例で効果があったというものは紹介していませんので、ご容赦ください。
雄峰房トラップ法
ミツバチの雄幼虫は、雌(働きバチまたは女王バチ)幼虫より、10倍多くミツバチヘギイタダニを誘引することが知られています。
この性質を利用して、雄蜂の巣房をトラップとして雌のミツバチヘギイタダニを誘い込み、封蓋後に処理する駆除方法が、「雄峰房トラップ法」です。
ダニが付いた雄蜂の巣房を冷凍して雄蜂児とともにダニを殺した後、蓋を切って蜂児を振るい出すか洗浄してから巣箱に戻す方法で、ミツバチヘギイタダニの密度を減らそうとするものです。
古典的な駆除法ですが、採蜜中でも実施でき、数回の実施でダニ密度を抑えることができます。
粉糖法と粘着シート
巣脾の全面に粉糖を振りかけることで、ハチの体からダニが落下しやすい性質(その理由はまだ解明されていない)を利用した防除法です。
このとき、巣箱の底に網を設置し、その下に植物性油・ワセリンなど無害な粘性物質を塗ったボード(粘着シート)を敷けば、落下したダニは巣箱上部には上がれないので、効果的に防除できます。
また、ミツバチは、別のミツバチのグルーミングによってダニを落とす性質があるので、巣箱の底に網と粘着シートを設置しておくだけでも、ある程度の防除効果が期待できます。
ただし、この方法だけではミツバチヘギイタダニの防除としては不十分なので、ミツバチヘギイタダニの数を調べるモニタリング方法として利用するくらいに考えた方がよいです。
殺ダニ剤の使用
例えば、下リンクのような薬剤が市販されています。
ただし、ダニ類全般の話ですが、殺ダニ剤は連用により短期間で抵抗性が付きやすい性質があります(ハンギョレ記事によると、ミツバチヘギイタダニに既存の農薬への抵抗性が生じて、駆除効果が低下したというのが、韓国農林畜産食品部の意見だそうです)。
すなわち、新薬とダニの薬剤抵抗性獲得との「いたちごっこ」になりやすいと言えます。
さらに、殺ダニ剤の開発コストは、一般的に数十億円規模が必要と管理人は聞いています。ということは、今後、安定した効果がある殺ダニ剤が開発・上市し続けるかは疑問です。
以上から、ダニ類全般に言える話ですが、薬剤防除は確かに効果的ではありますが、薬剤防除だけに頼るのは危険と考えます。
また、当然のことですが、駆除剤使用時には、製品使用上の注意を遵守して使用するようにしてください。
まとめ
以上からわかるように、ミツバチヘギイタダニの駆除は、単一の方法ではなく、複数の方法を組み合わせて防除するのが基本になります。
「問題の原因はたった一つには収斂されず」、「ミツバチは人が作った試験管の中には入らない」とハンギョレ記事で入っています。
これは、ミツバチだけでなく、ミツバチヘギイタダニについてもまったく同様なのです。
参考資料
- 23.07.09付・ハンギョレ「ミツバチ集団失踪事件の犯人をお教えいたします(꿀벌 집단실종사건의 범인을 알려드립니다)」:23.07.09閲覧
- 産総研「ウナギやワカサギの減少の一因として殺虫剤が浮上」:23.07.09閲覧
- 静岡県「ミツバチに対する影響日数 防除基準掲載農薬 (イチゴ)」:23.07.09閲覧
- 広島県「いちごにおけるミツバチに対する農薬の影響」:23.07.09閲覧
- 山口県「ミツバチ及びその訪花活動に対する農薬の影響」:23.07.09閲覧
- 日本養蜂協会(2018)「養蜂における衛生管理 ダニ防除技術」:23.07.09閲覧
- 俵養蜂場(2018)「ミツバチヘギイタダニ(Varroa)について」:23.07.09閲覧
- 坂本佳子(2021)「ミツバチヘギイタダニ(トゲダニ目:ヘギイタダニ科)の生態およびミツバチ(ハチ目:ミツバチ科)のダニ抵抗性に関する最新の知見」:応動昆65(2)71-85